今日書いて置きたいこと。

sumire071202006-03-12

図書館主催で「泣いてもいいんだよ」詩画集出された方の講演会に行ってきた。
高校2年生の時に卵巣がんで摘出手術されて10年目を迎えられた未だ若い方だった。
西日本新聞購読しているから、新聞社の企画で本が出たことは知っていたが

ご本人から其の話を聞くとは思っていなかった
2時間の長丁場の中で冷静さを保ちながら話される言葉の中にご両親の彼女に注がれる思い
は痛いほど胸に来るものがあって、さまざまな葛藤の中で支えられながら、自らも
支えて行こうとされる言葉の重さ、経験された中での思いの深さ、当事者だけの
胸のうち。

淡々と話が進む中で嫁さんのお母さんが乳がんで無くなられたときの事を思い出して
涙がこぼれた。
ポジティブに進む事にしたと・・・其処にたどり着かれるまでの内面との戦い
計り知れないものがあったことだろうと。

イラストレーターとして活躍されている事に拍手贈りたいと思って。

タイトルは

明るく振舞おうとさする彼女に担当医や看護婦さんたちがかけてくださった言葉で
泣きたい時は泣いてもいいんだよ・・・と。